阿修羅ガール/舞城王太郎


阿修羅ガール

阿修羅ガール

本への熱意を取り戻そうと、とりあえず手にとった借りて来たのですが…。



間違えた。

えー…っと、最初は現代風女子高校生の喋り方の文体をしています。

そういう意味では、早めに読まないと意味が通じなくなりますよ。流石にチョベリバー、とか思い出すだけで寒気を感じるような言葉は出てこないですが、出てきても違和感ないですよ。

後、有名人の名前も出てきます。なので、十年後、下手すると三年後には意味が通じなくなってるかもしれません。

話は、何だか物騒な世の中で、ちょいっとあった同級生が誘拐されて指送られてきたりします。でも、推理には発展していかないのが、このお話。

えー…っとね、ずれてずれてずれまくって、ふと気づいたら似たような場所に着地していたような読後感です。

これは…純文学に入るのか、それともホラーにはいるのか。

先の展開を予想などできやしません。

むしろ、話がどこに飛んでっているのか、見当つきません。

結局すべて読みましたが、楽しいともつまらなかったとも思えない…なぁ。

いつ読めば判断下せるの。でも、熱意を取り戻すためには、間違えた、本でした。