春期限定いちごタルト事件/米澤穂信


春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)


軽めの連作短編小説。

小さな謎を、小さく解いていく、ライトノベルに似た雰囲気。
謎としては、「うーん、物足りない」って感じがほとんどだけど、「おいしいココアの入れ方」という話は好き。
主役二人の描写が少ないので、ほとんどを想像(または表紙)に頼る。
最後に残った感想としては、可もなく不可もなく、中間点の☆☆☆な感じ。
続編が出たら買うだろうけど、人に強烈には勧めない。

旅行に持っていって、ぱらぱら読むのに向いてる…かな。